クレジットカードの審査では信用が大事ですが、収入は必ずチェックされます。
 

一時的にカード利用者の支払いを肩代わりしているカード会社にとって、収入がない人よりも継続的に収入を得ている人のほうが信用できることは言うまでもありません。
 

まとまった収入があるならともかく、収入がないからクレジットカードは作れないと諦めている専業主婦の方もいるのではないでしょうか?
 

実は専業主婦は年収が0円でもクレジットカードの発行対象になっています。
 

カードの利用による手数料で儲けを出しているカード会社としては、家計を握っていてお買い物をする頻度が高い主婦を見逃すわけにはいかないですよね。
 

ここでは専業主婦でもクレジットカードが持てる理由や便利な家族カード、専業主婦になった時とそうでなくなった時の変化について詳しく紹介していきます。
 

1.専業主婦のクレジットカード事情はどうなっているの?

 

専業主婦にカードを発行するのはリスクがあるように感じますが、実際に働いていて収入が低い人よりも信用してもらいやすいです。
 

主婦はよくお買い物をする上出費の大半をクレジットカードで支払っている人も多く、カードのメリットをよくわかっています。
 

いつものお買い物を便利でお得なものにできるので、クレジットカードを持っている専業主婦はたくさんいるんですよ。

①クレジットカードで支払いをすればお得にお買い物できる!

 

今まで現金払いだけでやりくりをしてきた人にしてみれば、カードという不慣れな物への抵抗が強い人もいると思います。
 

使ったことがないものはなんとなく不安だからと、クレジットカードを使わないのは少しもったいないかもしれません。
 

お買い物をする頻度が高い主婦にとって毎回小銭を探すのは面倒な作業ですよね。
 

お札ばかり使って家に小銭が貯まっている人は特に、小銭を探さずにスムーズな決算ができるカード払いが向いています。
 

基本はカードで支払って小額の現金を持ち歩くようにすれば、もし引ったくりに遭っても被害を最小限に抑えやすいです。
 

何より家の出費を全て管理している主婦は、利用額も多く他の人よりたくさんのポイントが貯められる上、ポイントの使い道にも困りにくいのでカードを有効に使えます。
 

利用明細を自動的に家計簿に登録できるカードもあり、家計の管理が楽になるのも主婦にとって嬉しいメリットです。

②年収が0でも作れる理由は審査基準にあった!

 

収入がない専業主婦でも、クレジットカードを持っている人は大勢います。
 

働いていていないとカードは作れないと思いがちですが、カード会社にとって大切なのは収入があることではなく支払い能力があるかどうかです。
 

収入がない専業主婦は、支払い能力もないと考える人もいるのではないでしょうか?
 

主婦の強い見方として配偶者の存在があります。
 

家計を共にしている妻が支払いに困っていたら、夫として助けないわけにいきませんからね。
 

専業主婦が個人のカードを作る時は、職業を専業主婦にチェックして年収を0と入力すればいいのです。
 

カードによっては配偶者の勤務先や年収を入力する必要があり、その場合は配偶者の情報を元に審査が行われます。
 

配偶者のことが信用できると判断されれば問題なくカードを発行してもらえますよ。

・過去の履歴もチェックされる!

 

注意したいのが、個人信用情報機関に登録されている内容です。
 

ローンや遅延など今までのさまざまな支払い情報が載っているのですが、カード会社はそこを見てカードを発行しても大丈夫な相手か判断しています。
 

申し込みをする本人が支払いの遅延を起こしていたり、配偶者がブラックリストに載っていたりすると審査に落ちる危険性があるので気をつけてくださいね。
 

心配な人はCICJICCに信用情報の開示を要求して確認する手もあります。
 

申し込みの際の注意としてもう一点、家事手伝いにチェックを付けてしまうと無職扱いになり、審査のハードルが上がってしまうため正しく入力することがポイントです。

③限度額やキャッシング枠はあまり多く設定してもらえない!

 

クレジットカードは収入や信用情報によって限度額・キャッシング枠が設定されます。
 

家全体の出費をカードで払うなら、ある程度限度額に余裕が欲しいものです。
 

収入がない専業主婦がクレジットカードを作る場合の限度額は、大体10~30万円が目安になりますが、30万だとあまり安心できる金額にならないと感じた人もいるのではないでしょうか?
 

10~30万円というのはあくまでも目安で、今までの支払い履歴や配偶者の信用情報によって優遇されることもあります。
 

最初は限度額が低くても滞りのない支払いを心がけていると、場合によっては自動的に限度額を上げてもらえますよ。
 

海外旅行などで出費が増える時は一時的に限度額を引き上げてもらえるものも多いので安心です。

・キャッシング枠はつかないのが普通?

 

キャッシング枠も引き上げを受け付けてくれる場合がありますが、基本的には収入がない人にキャッシング枠が設けられることはありません。
 

というのも、貸金業法における総量規制の対象になってしまうからです。
 

法律では、
 

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。

 

と定められており、キャッキング枠は配偶者に関係なく個人の年収によって決められることがほとんどになります。
 

年収がない枠が付かないのが原則ですが、例外として銀行本体が発行しているクレジットカードなら、キャッシング枠が50万ほどまで付けられるものもありますよ。
 

ただキャッシング枠を要求すると審査の目が厳しくなるため、希望する枠は0円で申し込んだほうが受かりやすいです。
 

もし限度額やキャッシング枠に不満がある場合は、カードを複数持つことを考えてもいいかもしれません。

2. 家族カードなら旦那がブラックじゃない限り作れるって本当?

 

信用情報に自信がない専業主婦でも持てるクレジットカードとして、家族カードがあります。
 

クレジットカードには自分で使うためのものと家族が使えるものがあるのですが、家族カード特有のシステムによるメリットとデメリットを知っておくことが大切です。
 

家族カードを詳しく理解していれば、メインカードとしてもサブカードとしても上手に使えますよ。
 

①審査に受かる自信がないなら家族カードがおすすめ!

 

クレジットカードは大きく分けて、
 

  • 申し込んだ本人が使うための本会員カード
  • 申し込んだ人の家族が使うための家族カード
  •  

    の2種類あります。
     

    家族カードは本会員カードとは根本的な部分が違うので、よく理解してから申し込むのがポイントです。
     

    本会員カードは自分で申し込み自分の信用情報を審査されるものですが、家族カードは本会員が申し込み本会員の信用情報をもとに審査されます。
     

    実際に家族カードを持つ人の信用情報は関係ありません。
     

    ただし審査対象である本会員が支払いの遅延をおこしたことがあると、家族カードが発行されなかったり限度額が低く設定されたりするので気をつけてくださいね。
     

    三井住友VISAカードに掲載されている家族カードの基本情報は、
     

    一般型タイプ
    お申し込み資格 生計を共にする配偶者、

    満18歳以上のお子さま(高校生を除く)、

    ご両親

    お支払い口座 本会員のお支払い口座
    ご利用代金明細書
    送付先
    本会員あて

     

     

    となっていて、他の多くの家族カードにも共通します。
     

    家族カードを作るには、すでに本会員カードを持っている家族に追加で作ってもらう方法だけでなく、本会員カードの申し込みと同時に家族カードも申し込む方法もありますよ。

    ②年会費が優遇されるからゴールドカード以上でお得!

     

    家族カードの仕組みを理解すると、自分にとってのメリットが見えてきます。
     

    審査は家族カードを持つ人の信用情報でなく、本会員の信用情報をもとに行われるので自分の信用情報に自信がなくても安心です。
     

    専業主婦では作るのが難しいゴールドカードなどでも、本会員がゴールドカードを持っていて信用情報に問題がなければ作れます
     

    ステータス性があるカードほど年会費がかかるものですが、家族カードは年会費が優遇されるものが多く、もし年会費がかかる同じカードをそれぞれで持っているなら片方を家族カードにすると大きな節約になるのではないでしょうか?
     

    家族カードはオマケみたいなものだから、ちゃんとしたサービスが受けられないんじゃないかと不安に感じる人もいると思いますが、家族カードも本会員カードと同じサービスや保険が受けられることがほとんどなので、便利さも今までと変わりません。
     

    支払いは同じ口座からまとめて引き落とされるため、家計簿をつけている人は今までより楽に作業できますよ。
     

    本会員カードと家族カードでポイントが合算できるのも、本会員カードどうしではできない嬉しいシステムです。

    ③支払いが同じ口座だから何を買ったか筒抜けになる!

     

    本会員カードとは支払いかたが違うので、戸惑うこともあると思います。
     

    家族カードの利用額は本会員カードの利用額とまとめて請求され、同じ口座から引き落とされるものが多いです。
     

    支払い履歴は本会員に記録されることから、家族会員は信用情報を積み重ねることができず、いざ自分のカードを作ろうと思った時に審査に受かりにくくなる原因になりかねません。
     

    利用明細も本会員とまとめて送られてくるため、何をいくらで買ったか知られるのはどうしても避けたいという場合は、現金払いにするか支払い口座を分けられる家族カードを利用すると安心ですよ。
     

    忘れてはいけないのが、利用限度額が本会員と家族会員で共有されることです。
     

    家族みんなで世帯主の家族カードを持っている家庭もありますが、誰かが使いすぎると本当に必要な時に使えなくなってしまうので気をつけたいですね。

    3. 結婚や離婚で状況が変わったらどうすればいいの?

     

    もし今クレジットカードを持っている場合、結婚などを機に専業主婦になったら今と何が変わるか知っておきたい人もいると思います。
     

    反対に専業主婦だった人が働きだした時もカード会社に申請する必要があるのですが、それぞれの場合について、本会員カードと家族カードに分けて次に紹介していきます。

    ①退職して専業主婦になったら再審査が行われる!

     

    勤めている時に作った本会員カードを持っている人は、専業主婦になると年収が大きく変わってしまいます。
     

    クレジットカードに登録されている情報に変更点がある場合はカード会社に申請する必要があるので、今のクレジットカードが使えなくなっちゃうのかと不安になる人もいるかもしれません。
     

    年収に変化があったとしても、今まで問題なく使えていたならあまり心配する必要はなく、今後も使い続けられることがほとんどです。
     

    ただし変更点を伝えるとカード会社のほうで再審査が行われるので、限度額やキャッシング枠は変わる可能性があることは覚えておいてください。
     

    今まで専業主婦だった人が働きだした場合も同じで、変更点をカード会社に伝えると再審査によって限度額やキャッシング枠に影響が出る可能があります。
     

    働いているほうが多く枠を設定してもらえるとは一概に言えませんが、離婚を考えているけどまだクレジットカードを持っていないというのも考えられるケースです。
     

    そんな場合は働き出してすぐの社会人より、信用度が高い専業主婦のうちにカードを作っておいたほうが審査のハードルが低くなりますよ。

    ②離婚したら家族カードが使えなくなるけど申請は忘れないで!

     

    配偶者のカードをもとに作った家族カードを持っている人の中には、自分の信用情報に自信がない人もいると思います。
     

    自分ではカードを作れそうにないから、できれば家族カードを持ち続けたいと思うことも多いかもしれません。
     

    家族カードは元々本会員の家族にしか入会資格がないため、離婚をしたらカード会社に申請して解約する必要があります。
     

    もし円滑に離婚して配偶者の了承を得るられるなら、申請せずに使い続けることも不可能ではありませんが、カード会社に申請漏れがわかってしまうと重大な規約違反として強制解約され、信用情報に影響する可能性があるので気をつけてくださいね。
     

    収入がない専業主婦でもクレジットカードは作れるけど信用情報に注意!

     

    支払い能力があるかどうかが重要になるクレジットカードでは、収入がない専業主婦でも配偶者がいることで発行対象になります。
     

    申し込みをするときに配偶者の年収などを記入するカードと何も入力しなくていいカードがありますが、配偶者の情報を記入するカードでは配偶者の信用情報が大きく関わってくることは覚えておきたいです。
     

    カード会社によって審査内容は変わりますが、配偶者の情報だけでなく本人の信用情報も確認されていることを忘れてはいけません。
     

    もし自分の信用情報に自信がない場合は家族カードを考えてみてはどうでしょうか?
     

    メリットやデメリットをよく知っていれば、サブカードとしても上手に役立てられますよ。
     

    自分の信用情報を守るためにも、現状から大きく変化があった場合はカード会社に申請することが大切です。