クレジットカードの審査基準について徹底解説します!

皆さんはクレジットカードを作ったことがありますか?
 

クレジットカードを作るためには、必ずカード会社からの審査を受けなければいけません。審査と言われると、なんだかドキドキしてしまいますね。
 

初めてクレジットカードに申し込む人も、一度落ちてしまい改めて申し込む人も、クレジットカードを作るときの審査基準を知っていれば安心して申し込みができます。今回の記事では主に
 

  • 審査の基本!申込書のチェックポイント
  • こんな情報まで筒抜け!個人情報信用機関って??
  • 落ちてしまった時の対処法
  •  

    の3つを中心に詳しくわかりやすく、徹底解説します!
     

    1.審査基準・申込書編

     

    ①申込書の中の主な審査項目

     

    クレジットカードを作るときに必ず書かなければいけないのが、申込書です。
     

    申込書には主に、直接申込書に書き込む方法と、インターネットに入力して申し込む方法がありますが、記入しなければならない項目はほぼ同じです。
     

    では、カード会社は申込書を通して何が知りたいのでしょうか?
     

    それは、その人に支払い能力があるのかどうか、というところです。
     

    申込書には支払い能力の有無を審査するための項目がいくつかあります。その項目ごとにスコアがつけられ、スコアの合計が合格点に達している人にクレジットカードが発行されるのです。
     

    スコアがつけられる項目の中の、特に重要な項目を紹介していきます。
     

    年齢

     

    まず、クレジットカードは18歳以上でないと、発行されることはほぼありません。18歳であっても、高校生の場合は原則発行されません。
     

    また、10代でバリバリ働いて収入を得ている人もいますが、未成年者の場合は必ず親権者の同意が必要になります。
     

    20代でも学生の場合は審査に通らない場合が多いのですが、学生向けのクレジットカードもあるのでそちらに申し込むようにしましょう。
     

    若すぎる場合は審査に通らないですが、高齢の場合はどうでしょうか?
     

    カード会社にもよりますが、60歳を超えてからは徐々に審査が厳しくなっていきます。
     

    定年退職後で収入が少なくなったり、突然亡くなってしまう可能性が上がるからです。定年退職を見越して、定年前にクレジットカードを作っておくなどの対策をしておきたいですね。
     

    年齢別まとめ
    学生 一般
    18歳未満 作れない 作れない
    18・19歳 親権者の同意が必要だが作成可能 親権者の同意が必要だが作成可能
    20歳以上 親権者の同意が不要で作成可能 親権者の同意が不要で作成可能
    60歳以上 / 審査が厳しくなる

    勤続年数

     

    同じ会社に長く勤めているということは、安定した収入を得られているということに繋がってきます。ですので、勤続年数はできるだけ長いほうがいいでしょう。
     

    カード会社によって審査基準は違いますが、最低半年以上、できれば1年以上が望ましいです。
     

    しかし、新卒の場合はその限りではありません。
     

    会社員として働きだしたばかりなので、勤続年数が短いのは当然と判断される場合が多いです。
     

    今後たくさんクレジットカードを使ってくれるいいお客様になる可能性が高いので、審査はゆるめに設定される可能性が高いでしょう。
     

    新卒でなく転職したばかりの人など、勤続年数が短い人の中には
     

    「勤続年数くらいごまかしてもわからないだろう」
     

    なんて考える人もたまにいますが、審査として職場に確認の電話がかかってくる場合が多いです。
     

    そこで申込書に嘘を書いたことがわかってしまうと、当然審査には落ちてしまうでしょう。
     

    その上クレジットカードの審査に落ちたという情報は、他のクレジットカード会社にもわかるようになってしまい、ほかのクレジットカードを作ろうとした場合にも審査に落ちる可能性が上がってしまいます。
     

    「クレジットカードの審査に落ちたということは、何か問題のある人なのかな?」
     

    と思われてしまうからです。
     

    申込書には正直に記入するか、最低半年以上同じところで勤めてから申し込みをしましょう。
     

    勤続年数まとめ

     

  • 長く勤めているほうがいい
  • 新卒の場合は勤続年数が短くても通りやすい
  •  

    年収

     

    申込書には年収を記入する欄がありますが、そこには給与明細にある税込みの支給額を記入します。いわゆる額面と呼ばれているものですね。
     

    あまり記入したくない欄かもしれませんが、ここも嘘無く記入しましょう。
     

    年齢や勤務先、勤続年数から考えられる年収より不自然に多い場合などには、給与明細などの提出を求められることがあります。
     

    まず、審査に受かる目安としては年収200万がボーダーラインとなっているところが多いです。ですが年収もスコアのうちの一つでしかないので、年収が200万を超えていない場合でも審査に受かる場合も十分あります。
     

    逆に、年収が高くてもローンがたくさん残っていたりする場合など、スコアの合計が合格点に達していない場合は審査に落ちてしまいます
     

    専業主婦の人や、パートで扶養から外れないように働いている人などは、配偶者の年収を記入することができます。配偶者が支払いの遅延などをここ数年の間にしていなければ、年収があまり高くない主婦の人でも作れる可能性はあります。
     

    主婦の人は配偶者のカードを使って契約することができる家族カードというものもあるので、そちらのほうが審査には通りやすくなります。
     

    学生でなくアルバイトやパートをしている、または無職の人などの中には実家で両親と同居している人もいますが、基本的に両親の収入を収入欄には書くことができません。
     

    両親の収入を記入することができるのは、学生の場合と高齢者の場合のみです。
     

    年収まとめ

     

  • 額面で年収200万以下だと審査に通りにくい
  • 主婦は本人の年収が低くても配偶者の年収を記入できる
  • 学生の場合、高齢者の場合は両親の収入を記入することができる
  •  

    借り入れ

     

    申込書の中には無担保借入残高という欄があります。ローンが残っていたり、クレジットカードのキャッシングを利用している場合に、件数と合計額を記入します。
     

    借り入れの件数が多いほど、合計額が高いほど審査に落ちる確率は上がります。
     

    借り入れの合計額が年収の3分の1を超えている場合は、クレジットカードの審査には落ちてしまいますが、ここでも嘘を書けばすぐにわかってしまうので、正直に記入しましょう。
     

    無担保借入残高とある通り、借り入れの中でも無担保のものしか記入しなくてもいいので、書かなければいけないもの、書かなくてもいいものを調べたうえで記入したほうが審査には通りやすくなります。
     

    借り入れまとめ

     

  • 借り入れの合計額が年収の3分の1を超えている場合は、3分の1より減らしてから申し込む
  • 無担保の借り入れだけを記入する
  •  

    ②申込書の不備

     

    申込書に不備があっては、クレジットカードを発行したくてもできない、なんてことも起こります。
     

    よくある不備をまとめたので、一度確認してみましょう。
     

    字が汚く読めない

     

    あまりに字が汚く読めない場合、電話番号がわからなければ確認の電話をかけることもできませんし、住所が読めなければクレジットカードを発送することができなくなってしまいます。
     

    できるだけ丁寧に記入することが大切です。
     

    もし字に自信がない場合は、インターネットで申し込むのも一つの手ですね。
     

    記入した情報が間違っている

     

    電話番号や住所はもちろん、年齢、年収、借入残高などが間違っている場合には、わざと水増しした数字を書いたわけでなくても、虚偽の申請をしたと思われてしまいます。
     

    嘘をつく相手にお金を貸したくないのと同じで、カード会社もクレジットカードを発行したがらないことが多いです。
     

    そんなもったいないことが起こらないよう、間違いがないかしっかり確認してから申し込みすることがポイントです。
     

    空欄をつくらない

     

    年収や勤務先など、あまり書きたくない項目もいくつかありますよね。
     

    ですが、空欄があれば「隠したい情報なのかな?」と疑われることに繋がります。記入しなければならない欄は、全て記入することで、変に疑われずに済みます。 

    ③クレジットカードの発行数が制限されている

     

    こちら側ではどうすることもできないのが、カード会社がクレジットカードの発行数を制限している場合です。
     

    何らかの理由で会員数を増やしたくない時があると、ほとんど審査を通ることができません。
     

    逆に、新しくできたクレジットカードなどはできるだけ会員数を増やそうとしていることが多いので、審査には通りやすいと言えます。
     

    2.審査項目・個人信用情報機関編

     

    ①個人信用情報機関とは

     

    クレジットカードを発行する時、カード会社は申し込んできた人がどのくらい信用できるのか、この人にクレジットカードを発行しても大丈夫なのかを判断しています。
     

    その判断材料の一つに、個人信用情報機関に登録されている情報があります。
     

    「個人信用情報機関、なんて聞きなれないところに自分の情報が載っているの!?」
     

    と驚くかもしれませんが、クレジットカードを発行したりローンの申し込みをしたことがある人は、申込書や契約書に記載されていたはずです。
     

    もちろん、今まで現金で一括払いしかしたことがない人や、クレジットカードもローンも利用したことがない人は情報が登録されていません。
     

    個人信用情報機関には主に3つの会社があり、主な情報は個人信用機関の中で共有されます。
     

    CIC(シー・アイ・シー)

     

    クレジットカード会社が共同出資することにより設立された個人信用情報機関です。
     

    クレジットカード会社が加盟していて、申込書に嘘が書かれていないかをCICの情報と照らし合わせて確認しています。
     

    また、クレジットカードの審査に通った時には、申込書の情報がCICに登録され、主な情報は他の個人信用情報機関にも共有されてしまいます。
     

    JICC(日本信用情報機構)

     

    主に消費者金融系のクレジット会社が加盟していて、消費者金融での支払いの遅延情報などが登録されます。
     

    クレジットカードの審査をするときにカード会社が利用するのは、主にCICとJICCになります。
     

    KSC(全国銀行個人信用情報センター)

     

    主に銀行系のクレジットカード会社が加盟しています。
     

    ②個人信用情報機関に登録される情報

     

    CICとJICCに登録されている情報をもとにカード会社は審査をしているわけですが、一体どんな情報が登録されているのでしょうか?
     

    クレジットカードの申し込み状況

     

    クレジットカードの申し込みをしたという情報は、個人信用情報機関に登録されます。そして、クレジットカードを発行したという情報も登録されます。
     

    ということは、クレジットカードの申し込みがあった後に発行された情報がなければ、その人が審査に落ちたというところまでわかってしまうのです。
     

    「審査に落ちてしまったから」といろいろなカードを申し込んだりすれば、多重申し込み状態となり審査には圧倒的に不利になります。
     

    一度審査に落ちたからといって、手あたり次第にクレジットカードを申し込むのはやめましょう。
     

    クレジットカードの利用履歴

     

    お買い物をした時の情報、引き落としの情報なども登録されます。
     

    口座の残高が足りなかったなどの理由で支払いが滞ってしまった場合、もちろんその情報も登録され、支払いの遅延が3か月を超えると、ブラックリストに載ったと言われる状態になってしまいます。
     

    ブラックリストと呼ばれるリスト自体は、実は存在しないのですね。
     

    一度ブラックリストに載ってしまうとなかなかクレジットカードの審査には通らないので、支払いの遅延には気を付けましょう。
     

    個人情報信用機関に登録されている主な情報一覧

     

    クレジットカードの申し込み状況、クレジットカードの利用履歴以外にも、個人情報信用機関にはさまざまな情報が登録されています。
     

    ここではCICに登録されている情報を紹介していきます。
     

    ご本人を識別するための情報
     

    氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、勤務先名、勤務先電話番号、公的資料番号等
     

    お申込み内容に関する情報
     

    照会日、商品名、契約予定額、支払予定回数、照会会社名等
     

    ご契約内容に関する情報
     

    契約日、契約の種類、商品名、支払回数、契約額(極度額)、契約終了予定日、登録会社名等
     

    お支払状況に関する情報
     

    報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、異動(延滞・保証履行・破産)の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況等
     

    割賦販売法対象商品のお支払状況に関する情報
     

    割賦残債額、年間請求予定額、遅延有無等
     

    貸金業法対象商品のお支払状況に関する情報
     

    確定日、貸付日、出金額、残高、遅延の有無等
     

    3.審査に落ちてしまったら

     

    ①基本の対処法

     

    クレジットカードの審査に落ちてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか?
     

    「個人情報信用機関に記録されてしまうとなると、クレジットカードを作るのはあきらめなければならないの?」
     

    こう思っている人も多いかもしれませんが、そうでもありません。
     

    確かにクレジットカードの審査に落ちてしまったことは、個人信用情報機関に記録されてしまい、他のクレジットカードの審査にも落ちやすくなってしまいます。
     

    ですが、絶対に他のクレジットカードも作れないわけではありません。
     

    審査に受かる確率は低いですが、最初に申し込んだクレジットカードも含めて三社くらいなら、再度申し込みをして審査に受かる可能性があります。
     

    しかし、それ以上は多重申し込み状態と見られ、審査に受かる確率はほとんどなくなってしまうので、審査に落ちてしまったら、一旦落ち着くまで審査を見送ることが賢明です。
     

    実は個人情報信用機関に登録された情報はずっと消えないわけではなく、記録の項目ごとに情報の保存期間が決められているのです。
     

    クレジットカードに申し込んだという情報も6か月間たてば消えるので、最後にクレジットカードを申し込んだ日から6か月以上たってから再度申し込みをするのがおすすめです。
     

    ②ブラックリストに載っている場合

     

    口座残高の不足などで支払いが3か月以上滞ってしまった場合、いわゆるブラックリストに載ったと言われる状態になります。
     

    普段のお買い物の支払い情報は2か月ほどで消えるのですが、一度ブラックリストに載ると、遅延の履歴は完済してから5年間残ることになっています。
     

    遅延が起こった月から5年間ではなく、完済してから5年間なので注意しましょう。
     

    また、どうしても自分の信用情報の中身が不安だったり、クレジットカードの審査に受かる状態にあるのかが気になる場合には、個人情報信用機関それぞれの会社に自分の信用情報の開示を求めることができます。
     

    クレジットカードを作るのに影響があるのはほとんどCICとJICCなので、その二社に登録されている情報を確認すれば十分です。
     

    CICとJICCそれぞれのホームページから、手数料1000円ほどで自分の信用情報の開示を求めることができます。
     

    一度ブラックリストに載ってしまった人は、完済してから5年以上たってから信用情報を確認し、再度クレジットカードの申請をすると安心ですね。
     

    まとめ

     

    クレジットカードの審査に1度落ちると、6か月はクレジットカードを作ることが難しくなります。
     

    そんなことにならないためにも、審査項目をしっかり理解し、間違いのないよう申込書を記入して、初回の審査で通過したいところですね。嘘を書いても個人信用情報機関に情報がある場合、カード会社にはわかってしまいます。
     

    クレジットカードの審査に落ちてしまった場合は、焦っていろいろなクレジットカードに申し込みをしてはいけません。落ち着いて、個人信用情報機関から申し込みをした記録が消えるのを待つことが大切です。
     

    支払いの遅延が3か月以上続くと、5年間記録が残ってしまいます。一度そうなってしまったら、完済してから5年以上たってから再度申し込むのがおすすめです。
     

    自分の信用情報に自信がない人は、CIC、JICCのホームページから自分の信用情報を確認してから申し込むのもいいですね。
     

    初めてクレジットカードに申し込みをする場合、基本的には申込書のスコアが悪くなければ審査には通るので、あまり気負わなくて大丈夫ですよ。